タップダンスとアイリッシュダンスの違い

 

こんにちは、リーマンタップダンサーのケイです。

突然ですが、皆さんはアイリッシュダンスをご存知でしょうか。

足でリズミカルに床を鳴らすダンス。それはタップダンスだけではありません。イングランドの支配下で誕生したアイリッシュダンスや情熱の国スペイン発祥のフラメンコなどがありますよね。

ところで皆さんはこれらのダンスの違い”が分かるでしょうか?その中でもフラメンコは手振りや衣装など見た目に大きな特徴があるので、「あ、これはフラメンコだ!」と分かるかもしれません。

今回はよく間違われるタップダンスアイリッシュダンスの二つのダンスにフォーカスして話していこうと思います。

 
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◆タップダンスとアイリッシュダンスの違いとは

結論から言えば“踊り方”“音楽”、そして“靴”が違います。

間違われやすいタップダンスとアイリッシュダンスですが全然違うことが分かります。やっている人からすればなんとなく違いが分かると思っても、やったことがない人から見るとその違いは意外に分からないものですよね。

アイリッシュダンスを見て「タップダンス」と言ってみたり、タップダンスを見て「リバーダンス」と言ってみたり。YouTubeやまとめサイトなどでも見ていると間違っているのを結構見かけたりします。

ではタップダンスとアイリッシュダンスとの違いをもう少し具体的に見ていきましょう。

 

◆踊り方の違いとは

ではまず踊り方について説明していきましょう。

タップダンスには踊り方の縛りが基本的にありません。バレエやジャズのように優雅に踊ったり、ヒップホップなどと組み合わせてカッコ良く踊ったり。割と自由です。

対してアイリッシュダンスは、上半身を気を付けの姿勢から動かさず、足のみでリズムを奏でます。

なぜわざわざ上半身を動かさないのかというと、これには歴史的な背景が関係していて、16世紀にイングランドによるアイルランド支配がはじまるとアイルランド独特の文化を一切禁止したからなんです。

独自の文化を禁じられたアイルランドの人達は見回りにやってくる兵隊が覗く窓から踊っていることが分からないように上半身を一切動かさないようにしたといわれています。

※アイリッシュダンスの足さばきはタップダンスと比べて太ももを上げる動作(股関節屈曲)が少なく、ひざ下を曲げて、伸ばす動作(膝関節伸展)が多くみられ、足をクロスさせながらステップを踏むのが特徴的であると考えています。

 

◆アイリッシュダンスといえば

アイリッシュダンスではケルト音楽と呼ばれる民族音楽よくが使われます。ケルト音楽とは主に西ヨーロッパのケルト人の口伝によって受け継がれた伝統的な音楽です。

また、刺繍をあしらった煌びやかなドレスも特徴的です。アイリッシュダンスはリズミカルで楽しいケルト音楽に合わせて踊られるとても伝統的な踊りなんですね。とはいえケルト音楽=アイリッシュダンスというわけではありません。今や様々な音楽に合わせ踊られるようになりました。

対してタップダンスはアメリカで育ったダンスなのでジャズで踊られることが多いですが、近年はポップスやレゲエ、果ては演歌など様々な音楽と合わせたりしています。衣装はフレッド・アステアのイメージが強く、燕尾服にステッキを思い浮かべる人も多いですが、特に決まりはありません。



◆実は全然ちがう専用シューズ

アイリッシュダンスで使用される靴は主にソフトシューズハードシューズの2種類の靴があります。

ソフトシューズはその名の通り柔らかく、バレエシューズのような靴ですが、対してハードシューズはタップシューズに似た革靴に木製の分厚い板もしくはファイバーチップが張り付けられています。

ちなみにフラメンコシューズには小さいがつま先と踵に打ち付けられています。

同じ床を踏み鳴らすダンスでも専用の靴には実はこんな違いがありました。皆さんはご存知だったでしょうか。

 

◆リバーダンスはダンスのジャンルではない

リバーダンスはアイルランド系のダンスを中心としてアイルランドが自国の歴史を継承するショーのことで、イギリス支配下にあった中で受け継がれた、ある意味では反骨精神を表す踊りを通して、アイルランドの文化、芸術を伝えていく世界中で大人気のエンターテイメントショーの事なんです。

クライマックスのコーラスラインを思わせる力強いラインダンスは感動ものです。

 

◆タップダンサーでも違いが分からない?アイリッシュダンスのスタイルについて

ここまでタップダンスとアイリッシュダンスの違いを挙げていきましたが、タップダンスにシアタータップとリズムタップがあるように実はアイリッシュダンスにも踊り方のスタイル”があります。

その中で“シャンノース”と呼ばれるスタイルがタップダンスとよく似ています。シャンノースとはアイルランド語で“古いスタイル”という意味なのですが、主に4/4拍子で即興で踊られていて、このスタイルはアイリッシュダンスでよくみられる上半身を動かさないという縛りがないのでパッと見た様子では、タップダンスと見分けがつきません(笑)

 

◆まとめ

タップダンスとアイリッシュダンスの違いが分かったでしょうか?足で音を鳴らすダンスといっても実は結構違うんですよね。

今回はアイリッシュダンスについても書かせて頂いたんですが、本当に歴史が深く、またアイリッシュダンサーではないのであくまで表面的になってしまいましたが、アイリッシュダンスは生で見ると本当に圧巻です。

日本ではエディ吉野さんが代表を務めるJ-CLICKというグループがナショナルタップデイなどに出演されたりするので、機会がある方は是非見てみてください。

また、タップダンスの歴史については改めて深堀りした記事を書きますのでお楽しみに!

 

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